日本ベンチャーキャピタル協会(JVCA)は、これまで、ベンチャーキャピタル(以下VC)業界の健全な発展および将来性のあるスタートアップの起業・成長の支援を目的として活動して参りました。加盟するVCおよびコーポレート・ベンチャー・キャピタルの会員数は286社となり、賛助会員も含めると379社という規模の団体となっております。
2022年11月に政府から発表された「スタートアップ育成5か年計画」を受け、政府においては近年スタートアップの成長に向けた環境整備をさらに加速して行ってこられました。このたび経済産業省にて「スタートアップによる経済波及効果」を算定する調査を実施されましたが、JVCAにて本調査の提案を行うとともに作成に全面的に協力いたしました。
経済産業省より7月22日に発表されたニュースリリースによると、
「スタートアップによる経済効果は、創出GDP 10.47兆円(間接波及効果まで含めると19.39兆円)、
雇用創出52万人、所得創出3.17兆円との試算結果となりました。
間接波及効果まで含めたGDP創出額は北海道や福岡県の県内名目総生産*に相当しており、
スタートアップが日本経済に一定程度貢献していることが分かりました。
(*県内名目総生産(2020年)において北海道は19.73兆円、福岡県は18.89兆円。)」
と記載されています。
(経済産業省ウェブサイトより)
JVCAといたしましては、今後とも政府省庁と連携し、我が国のスタートアップの成長支援のために活動して参ります。
□経済産業省ウェブサイト(下記より「調査概要」資料のダウンロードが可能です)
https://www.meti.go.jp/press/2024/07/20240722002/20240722002.html
以上