ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン(以下、DE&I)に取り組むことは業界全体の持続的な成長と競争力向上に対して極めて重要な意味を持つことから、2023年11月6日付ならびに2024年1月6日付プレスリリースにてご案内の通り、JVCAでは従来のD&I施策をさらに一歩進めた新たなDE&I推進策を行っております。今般、JVCA理事のマイノリティ比率30%の目標を達成するとともに、新たに「DE&Iガイドライン」を策定いたしましたのでここにご報告いたします。
JVCAでは2021年にD&I室(現在はDE&I室に改名)を設置し、勉強会、アンケート調査など業界におけるDE&I推進策を実行して参りました。JVCA主催イベントの登壇者における女性・LGBTQ・外国籍・障がい者の割合を20%とするイベントポリシーも策定し、目標を達成してきております。
2023年11月には新たなDE&I推進策を発表し、2024年1月にはJVCA理事/委員メンバーにおけるマイノリティ比率(※)を30%まで高める数値目標を設定いたしましたが、同年1月31日の臨時会員総会にて理事メンバーにおける数値目標を達成いたしました。また、今般「DE&Iガイドライン」を策定し、JVCAとしての各種施策と共に会員企業の皆様への推奨案も含めております(ガイドライン本文は下部添付資料をご参照ください)。
※ここでのマイノリティとは女性、外国籍の方、障がいを持つ方、LGBTQ+、40歳未満の方を指します。
JVCAのDE&I推進策への積極的な取り組みの背景には、「2027年までに、上場・非上場含むスタートアップの株式時価総額の合計額を100兆円規模とする」という協会としての目標がございます。この目標を実現するためには、JVCAにおける多様性に加え業界全体としてのDE&Iが向上する必要があります。共通の理念と目標を抱えて前進することで更なる業界の発展へ向けて歩みを進めたいと考えており、会員の皆様におかれましては改めてこれら施策へのご理解とご協力をお願い申し上げます。
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JVCA DE&Iガイドライン
・JVCAがDE&Iを重視する背景
・JVCAが目指すDE&Iとは
・DE&Iの実現に向けてJVCAが実施すること
・DE&Iの実現に向けて、JVCAが会員企業に対して推奨すること